東新工業株式会社では、携帯電話、DVD、薄型テレビ、PCなどの電子部品用接点材料(コネクターやスイッチなど)にめっき加工を実施しています。特に、銅合金やステンレス素材からなる打抜加工前後のフープ材に部分めっきを行っています。 |
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代表的なめっき処理法は、全面ニッケルめっき後に、製品の接点部に部分金めっき、はんだ接合部には部分スズ系合金めっきを加工する工程です。めっき加工方法を自社開発し、その加工ノウハウを内製の生産設備に反映しているため、低コスト、高生産性、高品質を実現することができます。
また、オリジナルの設備は非常にコンパクトに設計されており、治具交換がしやすく、多品種少量生産への対応も可能です。 |
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金めっき処理にはパルス方式を採用しており、析出粒子の細かい高耐食性の被膜が得られます。はんだ接合部の表面処理方法としては、環境への配慮を考えたスズ銅合金めっきやスズめっきも採用しています。また、接点エリアとはんだ接合エリアを分割するニッケルバリア加工も
実施しています。加えて、東新工業株式会社では廃水処理設備を自社で保有せず、工業排水は隣接する横浜市公認の福浦工場排水処理場が一括処理を実施しています。 |
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